今回の施工は屋根瓦の「葺き直し」です。既存の瓦を再利用して、ズレや浮きの部分を施工し直す工法です。
葺き直し工事は、葺き替え工事と比べて約半分の予算で出来ます。
軒先から全体的に野地板を張っていきます。
アスファルトルーフィング防水紙(22㎏)を張っていきます。
瓦桟を打ち込み、既存の瓦を葺いていきます。縦と横のバランスを見て丁寧に並べます。
屋根瓦の継いでいる部分は南蛮漆喰造作で防水性を高めます(油が混入され耐水性の増した漆喰です)
棟下三日月は漆喰で仕上げます。
平瓦のズレや浮きがない様にラバーでガードして「再生リフォーム」完了です。
【施工場所】 | 福岡市南区大橋 |
---|---|
【リフォーム箇所】 | 屋根 |
【リフォーム期間】 | 約10日間 |
Copyright © ハウスコンサルタント株式会社大和. All Rights Reserved.
古い屋根瓦の下地防水紙がかなり劣化しており、破れたり雨染みが出来ていました。
1枚1枚用心しながら劣化した野地板を解体していきます。
建物は古いですが、梁や母屋の木材はまだまだしっかりしています。やはり日本木造住宅は健在です。