台風で屋根が飛ばされた家の修繕です。
写真事例が多数で、掲載しておりませんでした。
知ってました?
今回は、屋根が軽い屋根のトタンですが、
そのまま下地を作って、水平剛力を高めて、
ガルバリウム鋼板としましたが、
カバー工法は、緊急性のある工事以外はあまりお勧めしない方法です。
重い屋根(瓦)から軽い屋根にするなら、まだ、壁量計算に
余裕がありますが、軽い屋根でそのままカバーをすると約1t
上乗せされます。
非常に建物的に、危険な行為なので、
安易に考えないほうがいいです。
ここからは、構造屋さんとの裏話!!
ちなみに、木造の2階ではなかなかやらない構造計算だと
許容応力度計算と、一般的に計算している木造の
壁量計算で1.5倍ほど、足らない計算らしいとのこと。
すでに、世の中に出回っている建物は、3階建て以上の木造の建
2階建て、特に建売のものとは、全く質が違うものができている
これで国のお墨付きがいただけるのだから、普通に考えると
地震では倒れるよね。(耐震等級3を国が進めている理由はよく分かるようになってきました。)
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【施工場所】 | 東京都東村山市 |
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【築年数】 | 40年 |
【リフォーム箇所】 | 母屋屋根 下屋 アンテナ工事 衛生アンテナ工事 応急処置 雨樋工事 |
【リフォーム期間】 | 14日間 |
【物件概要】 | 戸建て木造軸組み2階 |
【工事費用】 | 200万円(大きい家でしたので、予算がかかりました。 火災保険で大部分賄えたようです。) |
長年の経験と言っても、この業界で20年
40年の方でもなかなか経験することの無いくらいの台風が来る時代となりました。
軽い屋根の欠点です。 軒先をしっかり補強してください。
南の地区では、明らかに風重視で軒先をしっかり作っております。
安心 安全な家造りにご興味がありましたら、一声かけてください。