母屋の隣に2部屋だけの小さな離れをつくりました。
無垢の木が好きなお客様に、昔ながらの柱を見せる真壁の造りのすまいをご提案させていただきました。床には香りのよい桧、壁は珪藻土と杉の腰壁、天井にも杉板を貼りました。暗くなりがちな北側の玄関には天窓をつけ明るさを確保しています。トイレは廊下からも寝室からも出入りできるようになっています。母屋は鉄筋コンクリート造で新建材を使用していたため、夏の暑さとシックハウスの症状に悩まされていたというお客様。
この離れで過ごすようになり夏も涼しく寝ることができるようになったそうです。「別荘ができたみたい!」と大変喜んでいただきました。
建具はすべて引き戸にしました。
杉の無垢材を使い、ガラス部分には軽くて割れない丈夫なポリカーボネートを使いました。
トイレはお掃除しやすいよう、壁にはキッチンパネル、床にはセラフロアを貼りました。
廊下に設置した洗面化粧台は玄関から見せるためシンプルなデザインのものを選びました。
物入の中も杉板を貼っています。
可動棚をつけて使いやすくしました。
足触りのよい桧の板を廊下に貼りました。
玄関は使いやすい引き戸にしました。
お客様と一緒に選んだ無垢の飾り棚。
小さなあかりを灯して。
天窓が玄関に光をもたらします。