今年第1回目の「こジャレ…」は、2012年1月29日(日)に、
昨年に引き続き、江戸小唄の魅力 再発見!のアンコール公演をしました。
約40名の参加者全員が、錦次さんの色気のある唄声に酔いしれた2時間でした。
伝統、歴史、文化 というものは、その土地・その国に必ず有るものです。それは、自然に逆らわず、そして自然にそこの風土に根付いた文化・DNAだと思います。
今や、ほとんど馴染みの無くなってしまった邦楽を改めてじっくり聴くと、とても懐かしく、妙に落ち着きます。そこには自分たちのルーツを感ぜずにはいられません。
だんだんと希薄になってしまっている日本人の心を再認識し、自覚して暮らしてゆきたいものだと思いました。
まるで動画を見ているような、錦次さんの表情をご覧ください~ どんな場面でしょう~~
こんなお話もききました。
江戸時代、村に年に1度の歌舞伎がかかる時、おじいさんとおばあさんが、暗いうちから山をひとつ、ふたつ越えて、芝居を観に出かけてきます。お弁当を2食分持って! その頃は、1日に6~7時間も芝居をやっていたそうです。
芝居の始まる前にひとつ、そして芝居の幕間にもうひとつのお弁当を食べる。。。 そうです!お弁当を食べるのも芝居の楽しみの内。「マクノウチ」 それが「幕の内弁当」の由来とも言われるようです。
・・・そんなお話もまじえて唄っていただきました。