7/15(日)『食べる魅力 それいけイタリアン!!イザーレ・シュウ』 が開催され、42名の仲間が参加しました。
水口シェフとはこの会でいつも素敵なソプラノを聞かせていただいている橋本千波さんの学生時代の友人というご縁で、今回の素敵な企画が実現しました。これぞこジャレの会の醍醐味です。千波さんに感謝します。
当日は、とても繊細なお料理とデザートを頂いた後で、シェフのとっておきの話をお聞きしました。
その中でも我々が驚いたのは、昨今のイタリアの一流レストランの厨房には、必ずと言っていいほど日本人のスタッフが居るということ。居ないレストランを探すほうが難しいくらいだそうです。
水口シェフがイタリアでの修行中(3年半で9軒のレストランにて修業)最後に行ったトスカーナの2つ星レストランでは、なんとイタリア人のシェフがひとり、あとの4人のコックさんは日本人で、水口さんが5人目の日本人スタッフだったそうです。イタリア人のシェフが日本語をしゃべってるとか!
それだけイタリアのイタリアンレストランでは、今や日本人は不可欠な存在なのだそうです。
うまい具合に日本人気質が溶け合っているのでしょうか?びっくりです
金太郎の坂田からのご挨拶。続いて、学生時代からのご友人である声楽家の橋本千波さんから、水口秀介シェフのご紹介。途端に和やかな雰囲気に。
なにはともあれ、はやく食べたい~~~!!
宴もたけなわ、お待ちかね、シェフのとっておきのお話が始まりました。
イタリア料理は素材を引き出す力があり、シンプルな味付けが特徴。素材が活きていないといけない。
一方フレンチは、素材を重ね合わせてその巧みさを楽しむ料理ではないか・・・。と、水口シェフ。
イタリア料理の日本での移り変わり。。。など、とても分かりやすいお話で、みんな興味津々。
シェフのお話のなかでとても興味深く聞いたことは、
『料理の神髄は、文化を知ることだ』と仰っていたことです。
「それには、まず言葉を覚えること。するとその国の文化が分かる」
「技術は日本でも腕のいいシェフや本がいっぱい出ているので、どこでも修行ができるが、核心のところはイタリア人の心を知ること。そこまで入っていかないと分からないことがある。これは、料理だけではなくどの仕事にも通じることではないか。。。」
とても、共感した言葉でした。