ボランティアの魅力
望むと望まざるとにかかわらず、その会社のために精力を注いだ勤め人は、
目的を失い、退職後をどう過ごすか苦慮する。
遊び呆けると決めた人でも、その心はいつかは揺らぐ。
「退職うつ」に罹患する人も多いとか。
専業主婦も、子育てが終わり、さて、どうするかと・・・・・。
自営の人たちも、この先行き不透明の時代、前例踏襲がままならない。
時代の流れにどうのるかは、誰にも迫っている課題だ。
人は年を重ねる。
その時々の難題は抱えつつも、死ぬまで生き生きと過ごしたい。
そこで、持てる力を総動員し、いや、眠っている力を掘り起こし、社会貢献できたらすばらしい。
「人生は、二毛作」 青年・壮年期に培った力は、老後、別の花を開かせる。
そこで、それを実践しておられるすてきな方をご紹介しまーーーす。
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自分の時間を取り戻すことができる、この年になって出来ることは何でしょう~?
名古屋市美術館で生き生きとボランティアガイドをしておられる方から、
ボランティアと美術館の魅力を語っていただきましょう!!
じゃじゃん! ナビゲーターは、大竹希至子さんです。
・・・プロフィール・・・
小学校教諭を5年。出産を機に主婦専業。
39歳から60歳まで県立の養護学校で講師を務める。
病気で登校できない児童生徒を自宅訪問し学習指導をする。
訪問指導の先駆けだ。
やがて、院内学級が設置され、院内ではもちろんのこと、
時間外でも学習指導をする。その頃から、ボランティア精神ガ・・・・
定年退職時、名古屋市立美術館がボランティアガイドを募集する。すぐ応募。
国語が専門であったが、もともと好奇心旺盛。
新しいジャンルに意欲を持ち、美術の勉強に没頭する。日本画の腕前も見事。
新しい世界が開かれた思いに日々充実感。15年を経る。
現在、ガイドの他に、名古屋市立小学校トワイライトスクールの
アシスタントパートナーとして「造形遊び」を担当。
また、シルバー21のデーサービスで、高齢者を対象に、
塗り絵?を通してコミュニケーションを図るボランティアをしている。
ボランティアの魅力のお話と、美術鑑賞の二本立てをお楽しみに!