能の大成者世阿弥は「花」と言う言葉で
舞台の美しさや一瞬の感動を「花」に喩(たと)えました。
今回は、皆様に能との出会いをより楽しくより深くご理解頂けるよう
能楽堂で臨場感の中、世阿弥の追求した「花」と言う魅力を感じとって頂ければと思います。
・・・講演内容 ・・・
1、講義
・能の歴史
・世阿弥の理論
・能舞台の説明
・能の面・能の装束
(実物で説明いたします)
・能に登場人物の役割(囃子、地謡、後見)
☆鼓を打って能の拍子、囃子の間など解説
能の種類(神・男・女・狂・鬼)
2、実演
・能の表現方法
☆能「隅田川」を例にとって 子を失った母(シ
テ)、その子梅若丸(子方)、渡し守(ワキ)、
旅の男(ワキツレ)などの役割を坂井音晴師と
の掛け合いで実演、子を想う母の心情を表現
3、会場の皆さんと一緒に 謡や舞の体験
「羽衣」ほか
4、質疑応答
今回は「隅田川」最大の見どころである母と子の掛け合いを、坂井音隆師と坂井音晴師に演じて頂きます。
こジャレの会ならではの贅沢なひとときです。是非、本物の醍醐味を御体験下さい!