2016年も残すところあとわずか。
11月より、ようやく、新しい住宅関連補助事業が始まりました。
住宅ストック循環支援事業です。
事業のネーミングも分かりづらいのですが、制度の内容もかなり解りづらいものです。
私なりに、ご説明します。
まず、次の1~3が対象となります。
1.エコリフォーム 年齢制限なし 最大30万円+耐震改修15万円
2.既存住宅の購入 若者(40歳未満)が対象 最大50万円+耐震改修15万円
3.エコ住宅への建て替え 年齢制限なし 最大50万円
今回の事業では、新たに年齢制限が設けられました。
40歳未満の若者が既存住宅を取得する際に、厚い支援を行おうというものです。
また、既存住宅の活用と市場拡大を目的としているため、新築住宅は対象から外されています。
耐震性のない住宅を除却して、エコ住宅に建て替える場合は対象となります。
さらに、良質な住宅ストックの形成のために、耐震化とインスペクション・瑕疵保険も重視されています。
それぞれに補助額は加算されますが、補助金活用には足かせになるようです。